リベット

横浜赤レンガ倉庫

あけましておめでとうございます、と言うにはあまりに遅すぎますが、あけましておめでとうございます。旧年中は、拙ブログを訪れてくださいまして本当にありがとうございました。 さて、昨年も一昨年と同様、ほとんどまったくリベットを見に行くことができま…

厩橋(うまやばし)

旧年中は拙ブログを訪れてくださいまして、誠にありがとうございました。 記事の更新が途絶えていて申し訳ありません。 昨年はほとんどリベットを見に行けませんでした。 代わりに、映画やドラマなどでリベットを見かけるとうれしくなったものです。 特にア…

今年のリベット ロンドンのタワー・ブリッジ

昨年よりもさらに記事を書いていなくて申し訳ありません。今年もっとも心に残ったリベットは、イギリスはロンドンのテムズ川に架かるタワー・ブリッジ(1894年竣工)のそれです。 屋根周りに尖塔を複数持つ、古いお屋敷の一部みたいなぼわっとした色彩の石の…

別府タワーの写真が見つからないので通天閣から

テレビ局とは何のゆかりもないのだけれど、本日10月19日21時から、BS朝日で「近代建築誕生秘話 塔博士の愛した数式〜東京タワーを作った男・内藤多仲〜」という東京タワー等6つのタワーを設計した内藤多仲についての番組を放送するようなので、記憶の整理を…

電車とバスの博物館

長らくブログを放置しておりまして申し訳ありません。 考えてみると今年初めての記事です。 お立ち寄りくださいまして、誠にありがとうございます。 もう5か月も過ぎてしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。======過日、川崎市宮…

映画『風立ちぬ』に豊海橋?

過日、映画『風立ちぬ』(宮崎駿監督)を観た(多少ネタバレがありますのでご注意ください)。 零戦を設計した堀越二郎と小説『風立ちぬ』、『菜穂子』を書いた堀辰雄が混ざった主人公、堀越二郎が妹の加代と一銭蒸汽(小型船)江東丸に乗っている場面で、前…

関口宏の 風に吹かれて 「東京水路2(後編)”船から見た川と橋の風景” 」

皆さま、長らく本ブログを放置して申し訳ございません。 訪れてくださいまして、どうもありがとうございます。 今年初めてのブログを書きます(もう半分以上今年が終わってしまいましたが)。 本年もよろしくお願いいたします。 さて、表題の番組、「関口宏…

今年のリベット 新潟県津南

もうすぐ今年が終わってしまいます。 今年はほとんどブログを書けませんでした。 いらしてくださった方、申し訳ありません。 「今年のリベット」を考えてみました。 夏に大地の芸術祭を見るため新潟県の十日町市、津南町に行ったときに、津南駅近くにあった…

今年もよろしくお願いいたします   清洲橋

タイトルは、3文字空けておけば「今年もよろしくお願いいたします」が清洲橋に向けられたものでないと認識してもらえるだろうとの考えによるものです。ツイッターでは時々呟くものの、ブログをほとんど書かなくなって久しいです。 書かねば、書きたいとは思…

明治村6 その他の印象的な建造物2 

・宇治山田郵便局舎(1909(明治42)年建設、重要文化財、旧所在地 三重県伊勢市岩渕町)。ぱっと見で郵便局と思えない造形。中央がやたら円くて平べったくて変な感じ。加えて柱や梁が表に出て間が漆喰等の壁で埋まっているというハーフティンバー様式。 帰…

明治村3 六郷川鉄橋

東京都蒲田と神奈川県川崎の間の六郷川(多摩川下流)に架かっていた六郷川鉄橋(ボイル設計、1877(明治10)年建設、国登録有形文化財)もあった。これもリベットだらけ。といっても飾りリベットか私にはわからないものやボルトもずいぶん見られた。六連の…

明治村2 隅田川新大橋

いつも引きの写真からでもつまらないので、たまには寄りの写真からにする。明治村には、リベットのついた建造物もいくつか見られた。あとから写真で見ると、(飾りリベットかな?)と思われるものもあるけれど、現地ではただ興奮していた。写真は、隅田川新…

「摩天楼」を体感した日 NYC1

あけましておめでとうございます。 旧年中は拙ブログにお立ち寄り下さいまして、どうもありがとうございました。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年、アメリカで最後に訪れたのはニューヨーク市。 私が見た範囲での話だが、ニューヨークではデザ…

地下鉄で NYC2

ニューヨーク市では、地下鉄のホームの柱等にリベットを見つけた。 リベットだけでなく、カラフルなモザイクタイルで壁に駅名が描かれていたりするのも心躍った。 写真下左は、年末の宇宙開発等に関するTV番組で俳優向井理が階段のリベットを撮影していたの…

海の上の一本道 US-1とフロリダキーズ

今回の旅行で最も私が楽しみにしていたものの一つが、海の上の一本道である国道1号線、US-1を通って、マイアミのビスケーン湾から西に続くサンゴ礁の島々(フロリダキーズ)を渡り、キーウェストまで行くことだった。以前に大友康平がUS-1を走って途中のキー…

ワシントンD.C.のリベット ワシントンD.C.3

ワシントンD.C.ではあまりリベットを見なかった。 これは、車中から見たもので場所がよくわからないのだが、すぐそばに鉄道の駅があったので、駅の架道橋を支える柱だと思われる。日本で私が見たことがある鉄道系の古い柱(例えば上野駅:http://d.hatena.ne…

ダイヤの魅力 上野駅2

「上野駅1」を書いたのは11月位かと思っていたが、確認したら10月の終わりだった。こんなに間が空いてしまったのは、ツイッターで思ったことを小出しに呟いていたせいもある気がする。140字以内で呟ける気楽さと、140字以内に縮める労力とで、いくらでも書い…

白TシャツとVネック 上野駅1

またもや、溜まっているリベットの紹介です。 JR東日本上野駅(1883(明治16)年開業)の柱のリベット。撮影は今年の1月頃。かつて角川文庫で、アメリカの風景などが写ったきれいな写真の表紙&赤い背表紙がトレードマークの、片岡義男の小説が売られていた…

アメンボ? 飯田橋駅

引き続き、溜まっているリベットの紹介です。 JR東日本 中央本線飯田橋駅(1928(昭和3)年開業)の高架の柱。撮影は半年ほど前。あとから補強したのだろうかと思う所を初めずいぶんボルトに侵略されているけれど、上の方を中心にリベットも健在だ。途中の四…

真白き柱に 秋葉原駅2

JR東日本秋葉原駅のリベットその2。 総武線のホーム。真っ白に塗られてそんなに時間が経っていない感じの柱。大きめな丸リベットが縦2列に並んでいると、色などは違うけれど、『サイボーグ009』のサイボーグたちが着ていた服のボタンを思い出す。左右の梁の…

きちんと平行でなかったりするのが 秋葉原駅1

デザインを変えてみました。カテゴリーなどが左に来ているのに慣れません。さて、溜まっているリベット写真を載せねば載せねばと春くらいから思いつつ、気がつくともうすぐ年賀状売り出しの季節ではないか。 というわけで、まずはJR東日本秋葉原駅のリベット…

横須賀1 軍港巡りなど

明日8月7日(土)に、海上自衛隊横須賀地方総監部の「ヨコスカサマーフェスタ'10」と米海軍横須賀基地の「ネイビーフレンドシップデー」が開催される横須賀に、過日行ってきた。 店名が横文字の店が多く、店や道で青っぽい迷彩服や水兵服などの米国軍人たち…

横須賀2 おいしいものなど

横須賀でおいしかったもの。 「よこすか海軍カレー」。海軍のレシピを再現しているそうだ。言われているほど「マイルド」という感じはなく、あっさりしてほどよく辛いカレーだった。「よこすか海軍カレー」は牛乳とサラダをセットで出すという原則は、栄養バ…

橋の端

タイトルが面白くもない駄洒落ですみません。橋の端、というとまず思い出すのは「一休さん」なのだがこの記事は国の重要文化財である勝鬨橋(昭和15(1940)年竣工)についてのもの。以前にも書いたことがある(http://d.hatena.ne.jp/rvt-aa/20090907)が、…

城ケ島灯台

過日、城ケ島に行ってきた。その日は雨が降っていて波も高く、「リアル『城ケ島の雨』だー」などと三崎港から対岸の島を眺めていたところ、スコールのような豪雨になってしまった。 少し前まで「城ケ島冷蔵庫」というクリーム色の大きな倉庫がくっきり見えて…

荒川とその周辺

毎週月曜午前1:35〜2:05(日曜深夜)にテレビ東京で放映している、「荒川アンダー ザ ブリッジ」は、同タイトルの中村光の漫画が原作のギャグ&ラブコメアニメだ。荒川河川敷に住む、金星人を自称する女、カッパの着ぐるみを着た男、シスターの格好をした…

みぞおちをきつく掴まれたような  九六式十五糎榴弾砲

靖国神社の境内に、遊就館という建物がある。 過日、花見のついでに夫に誘われて寄ったところ、思いがけずリベットを目にすることとなった。 九六式十五糎榴弾砲(きゅうろくしきじゅうごせんちりゅうだんほう)というこの火砲は、案内板によれば 野戦重砲兵…

代々木駅の古レール

JR東日本の代々木駅ホームの柱に古いレールが使われているらしいのは以前から知っていたけれども、「レールだったんだよ」という証拠みたいなものは見たことがなかった。やはり古レールではないかと思われる川崎大師前駅の柱には文字&数字らしきものが刻ま…

あけましておめでとうございます

昨年見たリベットの中で印象の強いものは、横浜は赤レンガ倉庫近くの新港橋梁(1912(大正元)年)(写真上)だ。橋門構のないポニーワーレントラス橋で、頭上に圧迫感を感じることなくかつリベットを間近に見ながら渡るという至福の時間が味わえる。垂直及…

夏の散歩を振り返る2 第2小柳町橋高架橋

万世橋を「肉の万世」方面つまり南側にわたると、中央線の高架がある。 修理する箇所なのだろうか、赤く塗り分けられているところがあるので、奇しくも緑と赤のクリスマスカラーになっている。遅れた掲載が季節ネタ先取りに……なるわけねーだろ!と寒い自分突…