リベット

東京総合車両センター2(車両写真あり)

展示されていた旧型客車(形式:スハフ32)のリベットと、「給水」「験水」などの白い文字がレトロな水関係の設備。右の「給水」には、小さく「おす」の文字もある。私が子供の頃には、学校の廊下に突き出ているクラス名を表す札(『5年2組』とか)、名簿の…

東京総合車両センター1(列車の写真はありません)

また、見たリベットが溜まってしまった。 写真は、先月(8月)22日に、2009夏休みフェア『東京総合車両センター 一般公開』というイベントに行ってきたときのもの。 東京総合車両センターは、JR東日本の車両基地&車両工場で、JR大井町駅近くにある。日々、…

緑の光

勝鬨橋(1940(昭和15)年)。東京の隅田川に架かる橋のなかでは、清洲橋、永代橋とともに国の重要文化財。昼は白っぽいが、夜はライトアップされて緑に光る。コンパクトデジカメを買い替えてまず撮影したかったものの一つだが、昼にアホみたいにほかのもの…

これ見て「機関車やえもん」と比べてしまうのは特定の年代か?

今回の旅行で見たリベットはこれ。 糸魚川市のフォッサマグナミュージアムに展示されていた蒸気機関車くろひめ号。 案内板によれば、1956(昭和31)年から1982(昭和57)年まで、約300mの運搬用軽便鉄道で「白土(はくど)」というものを運んでいたそうだ。…

跳ねる魚 川崎河港水門2

川側から見て川崎河港水門の左手には味の素の工場があり、近づくと味の素の匂いとは違うけれど化学的な塩みのある匂いがする。 水門のすぐ後ろには、緑のトラスの中を白く太い管が通っていて、上の方に赤い管も見える。化学的な何かが運ばれているのだろうか…

スースーする橋 平川橋

墨田区の橋つながりで、大横川に架かる平川橋(1929(昭和4)年)。だいぶ前に撮影した画像だが、青いリベットを間近で見られた嬉しさは、橋の塗装の剥げ具合とともに今でも心に残っている。 橋を渡るとき、何かスースーする、と思ったら、橋の入口部分の橋…

橋を見上げる

1か月以上前になるが、浅草に行った。 隅田川に架かっている吾妻橋(1931(昭和6)年)を金色のオブジェで有名なアサヒビール側まで渡り、遊歩道が整備された水辺に下りていった。 下から橋を見上げることは、水上バスにでも乗らない限りあまりない。上は人…

虎ノ門〜新橋散歩2

だいぶ前の散歩の続きなので気が引けるため、タイムリーなことも書いておく。 昨日薬屋に行ったら箱で売っているマスクが全部売り切れていて驚いた。結局国内罹患者はまだ出ていないとはいえ、新型インフルエンザに対する反応はこのくらいあるのか、と。我が…

曙橋

消防博物館に行った折、近くで良い跨道橋を見つけた。 靖国通りにかかる、1957(昭和32)年開通の曙橋である。名前は知っていたのだが、見るのは初めてだった。カーブしているところのリベットなど、職人技だなあ、と思う(写真上)。何で、等間隔を崩さない…

赤い! 消防博物館

過日、四谷三丁目交差点そばにある消防博物館に行ってきた。消防や消防自動車等の変遷がB1Fから6Fまでの展示でわかるようになっている。1Fのエントランスでは、明治時代の馬牽き蒸気ポンプ(写真上左)や、1967(昭和42)年から1982(昭和57)年まで活躍し…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 昨年は地味に過ごしながらも、このダイアリーをつけ始めて良かったと思える年でした。抽象的な表現になりますが、書かないともやもやした印象や感想を抱いたまま終わってしまうものも、文章にしてそれを読むことで(どうし…

鉄道博物館

過日、埼玉県は大宮の鉄道博物館に行った。古い車両をたくさん展示していて、リベットの宝庫だった。鼻血は出なかったが。 今回一番しびれたリベットは国産初の大型高速蒸気機関車「C51形式蒸気機関車」(車号C515:1920年製造)の車輪脇のもの(上左)。赤と…

船の科学館3 宗谷(2)ほか

「宗谷」は本当に面白かった。さすがにいわゆる「松本メーター(松本零士の漫画に出てくる、黒い円形で縁に腕時計のベゼルみたいなリングがついているメーター。円形のなかには十字の目盛などがある)」はなかったけれど、通信室(写真上左)にしろ、船橋(…

「宗谷」リベットなどの補完

「宗谷」のリベットを補完的に。 リベット周りの曲線に歴史を感じた。 給湯器とリベット。この近くにある食器棚は、ちゃんと揺れてもコップなどが動かないようにしまえるようになっていた。配膳室→冷蔵庫→アイスクリーム→クーラー、ということで思い出したが…

船の科学館2 「宗谷」(1)

船室の中に入る前に、足下近くにリベットを発見。経年変化がやや残念ではあるものの、海と白いリベットとの調和もなかなかいいと思った。 丸窓をリベットが取り囲む白い扉をくぐると左手に士官食堂、右手にはこのような狭い通路が奥まで伸びている。 天井や…

船の科学館1

過日、お台場(住所は品川区東八潮)にある船の科学館に行ってきた。この科学館は本館の建物自体が船の形をしていて、屋外に南極観測船「宗谷」や、青函連絡船「羊蹄丸」も展示されている。写真は「羊蹄丸」から見た本館と「宗谷」。 公式ホームページはhttp…

外苑前駅のリベット

過日、友人と豆腐料理の店に行った。この店は前に別の友人に連れて行ってもらったところだ。店が入っているビルが変わっていて、壁は薄いけれど個室もあって旅館風になっていて、ゆっくりできた。湯豆腐もあったせいか体がとても温まった。その後、地下鉄銀…

五反田駅の架道橋

JR東日本五反田駅(1911(明治44)年開業)の架道橋。上はホームと線路だ。けっこう錆びている。2枚目、じっくり見上げると左の方の桁に「G6」の白い文字を発見。主要国首脳会議はいま「G8」だし、これは「グリーン6番」などの塗料の色番だろうか。も…

顔 御徒町駅ほか

1925(大正14)年開業のJR東日本御徒町(おかちまち)駅ホームの柱のリベット。よく見ると赤い斜線部分に笑顔みたいなものが。リニューアルする前の粉チーズの容器の蓋にも笑顔風なものが感じられ、心慰められたものだ。粉チーズの方は若干カラスヤサトシが…

ティアラ? 秋葉原駅の

JR秋葉原駅のホームで見かけたアーチの上のリベット。見た瞬間パチンコを思い出し、なぜパチンコなのかしばらく考えてしまった。ずっと見ていると、ティアラのようにも見えてくる。ティアラとは、映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンがかぶり、結…

上野駅の架道橋

JR上野駅前の、上野大通架道橋(1929年)。写真左上部の、線でつなぐと六角形が横に連なるようなリベットの並び方が愛らしい。ここのにしろホームの下の方のにしろ、リベットの周囲が錆びて赤茶けているものが多かったです。すぐそばに不忍池があって湿気が…

横浜トリエンナーレ1

先週、今週と二日にわたって横浜トリエンナーレに行ってきた。一日目は時間不足だったが新港ピアと横浜赤レンガ倉庫1号館、二日目は三渓園と日本郵船海岸通倉庫と、一応四会場を回った。 ●新港ピア 会場はベニヤ板か何かで仕切られた大きな箱で、学園祭の展…

品川駅

1872年開業のJR東日本品川駅ホームの柱。柱自体はいつできたものかわからないのだが、こういう形でのリベット接合はあまり見た記憶がなくて、面白いと思った。 実際には二枚目の色だったが、なぜか一枚目は緑がかって写ってしまった。でも、てらてら光ってい…

ガントリークレーン

先日、船に乗った。ポイントが貯まったため、東京湾をランチクルーズできることになったのだ。船というとすごく高そうなイメージがあったが、実は陸地での飲み会1回分くらいの価格で、おいしいバイキング料理を食べながら(特にローストビーフは焼き立てで美…

会津旅行3 蒸気機関車、あいづっこ宣言

会津ネタをもう二つほど。 ■SLばんえつ物語号 今回の旅行で見たリベットらしきものはこれだけ。記号の右側辺り、写真だと白っぽい点のように見えるところ。蒸気機関車の記号のCとかDとかって動輪の車軸の数(Cだと3本)なんだそうです。知らなかった。磐…

八ツ山鉄橋

京浜急行北品川駅近くの、八ツ山鉄橋こと、八ツ山跨線線路橋(1933(昭和8)年)。くるりの歌にもある「赤い電車」の方が多く通る。色みがちょっと違うけれど、橋は緑色なので、赤い電車が通っているときは、村上春樹『ノルウェイの森(上・下)』単行本の表…

秋葉原 青果市場の痕跡

北京オリンピックで日本勢初メダル(銅)の女子柔道谷亮子選手、金でないから本人は悔しいだろうけれど、準決勝で負けたすぐあとの三位決定戦で見事に技をきめる自己コントロール力は、すごいと思う。優勝したルーマニアのドゥミトル選手も、ヨーロッパでは…

バルコニー?

数日前に通った港区の源助橋架道橋(1941年(昭和16年)竣工)。上にバルコニーのように張り出しているところがある。 改修工事用かと思ったけれど、部材の古さからすると一時的なものではなく、待避所か何かだろうか。張り出しているところに凭れかかって景…

昼間の屋形船

昼、屋形船はどこにいるのか、という疑問の一つの答え。 上を走る首都高速道路のリベットも魅力的だが、首都高と自分が立っている橋とに挟まれて、屋形船やその向こうを走る列車が映画のように見えたのが印象的だった。 そうっと映画館の最後部の扉を開けた…

大崎広小路駅の架道橋

東急池上線大崎広小路駅〜五反田方面の架道橋。同線の五反田〜大崎広小路間の開通は1928(昭和2)年6月17日とのことで、ここの部分は開通80周年らしい(池上〜蒲田間開通は1922年)。 桁のところに黄色い仄かな光が射し込んでいて、薄暗く天井が高い教会で上…