東京総合車両センター2(車両写真あり)


展示されていた旧型客車(形式:スハフ32)のリベットと、「給水」「験水」などの白い文字がレトロな水関係の設備。右の「給水」には、小さく「おす」の文字もある。

私が子供の頃には、学校の廊下に突き出ているクラス名を表す札(『5年2組』とか)、名簿の黒表紙、黒板の「年・月・日 日直」の文字などにこういう字が見られた。



この車両もリベット豊富だが、近づけず残念。



高所足場車の名前が「のび太くん」。



美しい、モーターか何か。


このほか、ふだんは連結されていて見ることができない車両の断面、など見ているだけでも楽しいものがたくさんあった。

おとなしいミニチュアホースを撫でて温かさを感じたり、テントの中で火災時に煙でどのくらい視界が遮られるかを体験したり、という、一見列車と関係ない経験もできた。白い煙は無害だそうだが意外と苦しくて、今吸っているものは何かしらん、と、昔見た映画の「冬のエリー湖の場面」に匹敵する白い世界の中でずっと思っていた。


また、レールスター(写真)という保守などを行う方々が乗って移動する車両を、脚でこいで運転するのが、爽快だった。途中まで職員(社員?)さんが押してくださるのでものすごく贅沢な気分。親子連れに混じって並ぶのは少しだけ勇気が要ったが、あとからカップルの方も来て並んでくれ、良かった良かった。