2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

東京総合車両センター2(車両写真あり)

展示されていた旧型客車(形式:スハフ32)のリベットと、「給水」「験水」などの白い文字がレトロな水関係の設備。右の「給水」には、小さく「おす」の文字もある。私が子供の頃には、学校の廊下に突き出ているクラス名を表す札(『5年2組』とか)、名簿の…

『朗読者』

7月に見た映画「愛を読むひと」(http://d.hatena.ne.jp/rvt-aa/20090702/p2)の原作『朗読者』(ベルンハルト・シュリンク著・松永美穂訳 新潮文庫)の感想を、忘れないうちに。 ・映画の方が、ミヒャエルがハンナを拒絶する気持ちがはっきり描かれている分…

東京総合車両センター1(列車の写真はありません)

また、見たリベットが溜まってしまった。 写真は、先月(8月)22日に、2009夏休みフェア『東京総合車両センター 一般公開』というイベントに行ってきたときのもの。 東京総合車両センターは、JR東日本の車両基地&車両工場で、JR大井町駅近くにある。日々、…

一気読み

知人男性二人の話を聞いて、マンガ『青い花』(志村貴子作・太田出版)を買った。舞台は鎌倉の女子高。読み始めて少し経ってから、しっとりモイスチュアな、呼吸できるうす青い水の中にいるような気分に。 「どんなにお金を積まれてもたぶん、自分の人生には…

ふわふわ

「ふわふわ時間(TIME)」は楽曲のタイトルとしてはかわいらしくていいが、「毎日意識がふわふわ時間(TIME)」となると、綾小路きみまろの漫談みたいな哀しみを帯びるw。ブドウ糖負荷試験という、ブドウ糖溶液を飲んで一定時間後の血糖値を測る検査を受けた…

緑の光

勝鬨橋(1940(昭和15)年)。東京の隅田川に架かる橋のなかでは、清洲橋、永代橋とともに国の重要文化財。昼は白っぽいが、夜はライトアップされて緑に光る。コンパクトデジカメを買い替えてまず撮影したかったものの一つだが、昼にアホみたいにほかのもの…

これ見て「機関車やえもん」と比べてしまうのは特定の年代か?

今回の旅行で見たリベットはこれ。 糸魚川市のフォッサマグナミュージアムに展示されていた蒸気機関車くろひめ号。 案内板によれば、1956(昭和31)年から1982(昭和57)年まで、約300mの運搬用軽便鉄道で「白土(はくど)」というものを運んでいたそうだ。…

なんという

なんという保護色。 なんというスイミー(スイミーは、一匹だけ色が異なる小魚が集団生活にのみこまれていくで果たす役割などについて描かれた絵本(下をご参照ください)の主人公)。 スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし作者: レオ・レオニ,谷川俊太…

そこでこそ、というもの  大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 2

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」の続き。 里山や廃校、空家がアートの一部あるいは背景であるだけに、 ・これまでの時間の流れや生きてきた人たちの息遣いみたいなものを感じられる、 ・そこにあるものが生かされていると感じられる、 ・…

行ってみないとわからない! 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 3

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 2」の続き。 とにかく目だけでなく、耳、鼻、足の裏など五感(味覚はつるんとしたのど越しが素晴らしい布海苔入りのそばや、米、ツアーのお昼ご飯などでだが)で感じる作品が多いので、現地に行くことをお…