橋を見上げる

1か月以上前になるが、浅草に行った。
隅田川に架かっている吾妻橋(1931(昭和6)年)を金色のオブジェで有名なアサヒビール側まで渡り、遊歩道が整備された水辺に下りていった。


下から橋を見上げることは、水上バスにでも乗らない限りあまりない。

上は人や車が通る路になっている上路式アーチ橋のアーチ部分はこんなふうに鋼が組まれているのか、と見とれてしまった。引きで見るとけっこう華奢な感じの橋だが、近くで見るとしっかりして見えた。端のピン接合部分が、パリッと焼けた鯛焼きの尻尾のようだ。写真には写っていないが、これが橋の幅分、向こうまでいくつも連続しているのは圧巻だった。

川だがミズクラゲがたくさん泳いでいて、アカクラゲらしきものと並んで下流の方に流れていくものもいた。

 
  
↑引きで見たところ(写真左)。夜は夜で、橋があたたかみのある色でライトアップされ、水面が金色に光って別の美しさだ(写真右)。