晴海の展望台

過日、晴海埠頭の晴海客船ターミナル(1991(平成3)年 設計:竹山実)に行った。
むかーし5階に「May Kiss」というニュートーキョー経営のレストランがあった気がするが、いつのまにか店はなくなっていた。というか5階に入れなくなっている。
6階が展望台になっており、以前から(あの中はどうなっているのか)と思っていた、「白い骨組で囲まれた透明な尖がり屋根の内側にある赤いところ」についに上ることができた。
この日は客船ターミナル全体を写しておらず半年近く前の写真で恐縮だが、下の全体写真の屋根部分の内側、丸いタンク状のものの下辺りだと思う。
 
傘の骨のような太く赤い骨組とその上方にあるオフホワイトの膜材との間に、トラスやら円やら放射状やらのやや細い白い骨組が見られたのが面白かった。蓮の葉とか、蛙の足とかいろいろなものを思い起こさせる。眺めももちろんいい。

客船ターミナルの屋外彫刻も好きだ。
 


この日は、米国海軍第七艦隊旗艦のブルー・リッジ号が入港していた。1970(昭和45)年就役の船であることもあり、リベットはあまりなさそうだった。船からは青っぽい迷彩服などを着た軍人らしき方々が下りてきたりもした。
船の周囲には警官の方が何人も立って警備をしたり、やはり警察関係者らしい方が車の中で待機したりしていて、ちょっとものものしい雰囲気だった。