子宮の日

本日4月9日は「子宮の日」ということで、子宮癌、特に若い人もかかりやすい子宮頸癌検診を受診しましょう、という普及啓発イベントがいろいろ行われているようだ。

行けなかったけれど、敬愛する洞口依子氏も新宿でチラシを配布していた模様。

子宮癌検診はちょっと痛いけれど、子宮頸癌は、細胞が癌になる前段階でちょっと変化しているという状態で発見されれば予防が可能らしいし、これで体の状態がわかったり安心したりできるのだから、と我慢している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E7%99%8C
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec22/ch252/ch252d.html

もう一つの子宮癌である子宮体癌はこちら。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec22/ch252/ch252b.html
男性陣は自分には関係ねー、と思うかもしれない。けれども子宮頸癌はヒトパピローマウィルスが原因であり、ヒトパピローマウィルスは性交渉をとおして感染するものらしいので、男性も女性も、自身がウィルスの媒介者である可能性は大いにある。
なので男性の方もぜひ、自分の性的なパートナーなどに子宮癌検診を受診するように勧めていただきたいと思います。

『子宮会議』(洞口依子著 2007年 小学館)は、子宮頸癌で子宮や卵巣を全摘出した洞口依子氏が発病・手術を経て自分の子宮やパートナー等と向き合い、対話し、蘇っていくドキュメント。セックスに対する考え方は私は洞口氏と必ずしも一致しないけれど、剥き出しな部分がいろいろ心に刺さってきた。子供の頃、自分が23で結婚して、30までに子供を二人産んで〜、と能天気に思っていたことも思い出した。単なる闘病記にとどまらない奥行きがあり、どん底にいる人にも、悩んでいる人を支えている人にも、読んでほしいと心から思える本だ。

子宮会議

子宮会議