「さよなら寝台特急富士★はやぶさ記念弁当」

過日、「さよなら寝台特急富士★はやぶさ記念弁当」なるものを食べた。上記寝台特急(東京〜大分又は熊本間)が2009年3月13日最終運転となることを記念した期間限定のお弁当。
子どもの頃に乗ったかもしれないのけれど(残念ながらどの寝台特急かわからない)、以後こういう事態になるまで寝台特急に乗車もせず我ながら現金なものだが、客車を牽引している機関車が、昨年、鉄道博物館で見惚れてしまったEF66型http://d.hatena.ne.jp/rvt-aa/20081227/p1)なので、印象深いお弁当だった。
     
中身はおもな停車駅にちなんだ料理。東京のベッタラ漬け、横浜のシューマイ、静岡の抹茶わらび餅、名古屋の味噌カツ、京都の豆腐と湯葉の揚げ煮、大阪のたこ焼き、山口の有頭海老素揚、福岡の高菜炒め、熊本のからし蓮根、大分の椎茸煮、玉子焼、菜の花お浸し、人参煮、富士・はやぶさご飯(黒米、カニフレーク、はやぶさ形人参)、と書いていて唾が湧いてくるような豪華なラインナップで、薄いはやぶさ形人参いちまいにも甘じょっぱい味がしみている。カニカマでなく本物のカニがご飯に入っているし。

東京を起点に停車駅順に一口ずつ食べていったらとても食い散らかした感じになったが、気にせず完食した。おいしゅうございました。豆腐と湯葉の揚げ煮とかたちが愛らしいはやぶさ形人参がとくに忘れ難い。ちょっとだけ旅気分も味わえた。
詳細はこちら:
http://www.nre.co.jp/news/2009/090227sayonarafujihayabusa.pdf