そういえば

加山又造展(http://d.hatena.ne.jp/rvt-aa/20090211/p1)を見に行った日、上のフロアでやっていたメディア芸術祭も見てきたのだが、アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」は、画面の前で何秒か立ち止まったけれど(ああ、こういうアニメを見る準備ってまだ自分のなかにできてない)と思って去ってしまったアニメだった。

メディア芸術祭のアニメーション部門でも「つみきのいえ」は大賞だったのだが、前の年の優秀賞に好きだった「電脳コイル」が入っていたのでどんなのがあるんだろう、と思って行ったら、「つみきのいえ」以外のものも含めてアニメ部門の優秀賞以上のものには、自分がふだんTVアニメとして親しんでいるような絵柄のものはなく、え……という感じで正直とまどった。ついつい隣接した部屋の椅子に座って見慣れた「みなみけ」を大画面で見ながらほっとしてしまったのでした。
座って見られる場所があれば、「つみきのいえ」も見た……かも。でも、絵柄に慣れるのに(拒否感を持たなくなるのに)ちょっと時間がかかりそうだ。

だから今、NHKで10分ずつやっている星新一の作品をアニメ化した番組で、見慣れない絵柄に慣れる訓練をしている。ただ見てるだけですが。