虎ノ門〜新橋散歩1

1か月以上前だが、虎ノ門から新橋まで歩いた。
途中に趣のある建造物がいくつかあった。

一つ目はこちら。雰囲気的に改築する可能性もなきにしもあらず。生花教室らしい。
何とか残って使われ続けてほしいものだが現在どうなっているだろうか。

左の建物の軒蛇腹のしずくが連続するようなデザイン(ロンバルディア帯?)や、右の建物と一階と二階の間の胴蛇腹を飾る小さな花みたいな十字が連続するデザインが愛らしい。水平方向を強調したデザインからすると竣工は昭和初期くらいだろうか。

建物と建物の間にトマソンっぽいものも見える。写真を撮ったときは気づいていなかった。




次は堀商店。だいぶ新橋まで近づいたところにある。
1932(昭和7)年竣工の錠前や建具金物を扱う会社で国の登録有形文化財だ。

壁面を装飾するレリーフには鍵がモチーフのものもあるらしく、これがそうかな、と思ったりする。
中に入ったことはないが外観を見ていると、中で売っているものも、長年使えるような精魂込めて作られた美しいものなのではないかという気がしてくる。

堀商店のサイトで、扱っている製品の写真(優美な曲線のロートアイアンもあり)を見ることができる。