ロイ・リキテンスタイン

備忘録。このあいだの『美の巨人たち』(TV東京)で、東京都現代美術館が約6億円で購入したロイ・リキテンスタインの『ヘア・リボンの少女』を取り上げていた。
・ドットを印刷物と同様にするため円を刳り抜いた型を作って描いたこと、
・赤・黄・青・黒・白の色や、斜めに飾ってもまっすぐ飾ってもバランスがとれて見える黄金比の使用は尊敬していたモンドリアンの作品のいわば「描き換え」であること
は、番組で初めて知った。こういうことに自分で気づくには、やっぱりほかの知識を持っていて、必要なときに取り出したり結びつけたり比較したりできるようにしないとだめだなあ、と思った。きっと、モンドリアン以外の影響なども隠れているのだろう。
そういえばマンガの『百舌谷さん逆上する』も、三話くらい読むまで、なんの描き換えかわかんなかったんだよな。嗚呼。

百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)

百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)