リバプール・ストリート駅の植物的な柱

皆さま 大変ご無沙汰しておりますがいかがお過ごしでしょうか?

3年もブログを放っていたことに愕然としております。申し訳ございません。

ご訪問ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

それではまた、しばらく前に住んでいたロンドンのリベットのことなどゆるゆるつづれればと思います。

 

リバプール・ストリート駅はロンドン中心部の金融街シティにあり、地下鉄やナショナル・レールといった複数の鉄道が行き交う大きなターミナル駅の一つです。
鉄道施設の駅の柱にこのように白・赤・金・濃い緑のすっきりした美しい色合いが使われるなんて、想像したこともありませんでした。

リベットがたくさん使われている上方の緑色の鉄骨は、ヤシの木の葉みたいに天井に広がっています。そしてそれがいくつも連なっているのです。 鉄なのにどことなく植物っぽく、その周りにある煉瓦を用いた茶色っぽく懐かしい味わいの壁と相まって、土と緑を感じさせる空間が生まれていました。

より広範囲の写真の方が、それがわかりやすいかと思います。

リベット抜きで言うと形状がもっと植物っぽい柱はオックスフォードにもあるのですがそれはまた機会があれば。

このリバプール・ストリート駅の柱は、持ち送りの精緻な彫刻も、花や唐草みたいな模様があり日本の和室の欄間彫刻を思い出すような見事さです。住み始めた頃は異国の地に来たばかりで緊張していましたが、この柱と柱周りを見た時には大変ほっとしました。

この駅は元々グレート・イースタン鉄道の駅だったこともあり、1874年の部分開業以来現在までイギリス国内の北東~東方面の様々な場所に行く電車が発着しており、駅の構内ではコーニッシュパスティを食べることもできました(飲食店は変遷が激しいので、今も食べられるかは事前にご確認ください)。駅の外はこんな感じです。

コーニッシュパスティは、半円形のつやつやして分厚く大きなパイの中に熱々の肉やじゃがいも、玉ねぎなどの野菜が入っているものです。イングランド南西部のコーンウォール地方が発祥とのこと。やけどしないようはふはふしながらいただきます。
塩味と肉のうまみ、ほくほく感が合うこと! 働きながらでも、鉱山の鉱夫たちが片手で食べることができたそうです。正面の改札の先に見えるさまざまな色の電車を見ながら、次はあれに乗ってみたいなあ、と思ったりもしました。
 
リバプール・ストーリト駅は警察か警備の方たちがよく巡回していたので、その近くのベンチに座ってだと、大きなコーニッシュパスティでも割合安心して長時間食べることができました。もちろんその間も自分の手荷物に常に注意が必要ですが。

日本と違いロンドンは駅にトイレがほとんどないのですが、この駅にはトイレがあり、それもありがたかったです。天井付近のトラスも美しいと思います。

柱の大変高く大きい感じが少しでも伝わるといいのですが。